1)歯の健康に関する項目
● むし歯菌
むし歯菌が多いと歯の表面にプラークが付着しやすく、歯の健康を損なってしまいます。
● 酸性度(お口の中のph)
唾液の酸性度が高いと、お口の中の環境は酸性になり、歯の表面のエナメル質などの歯質が溶けやすくなります。
● 緩衝能(かんしょうのう)
唾液にはむし歯菌や食物由来の酸を中和する力があります。これを緩衝能といいます。
その働きが弱いと歯の表面のエナメル質などの歯質が溶けやすいです。
2)歯ぐきの健康に関する項目
● 白血球
歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)で細菌などが増加すると、防御作用により唾液中の白血球が増加することが知られています。
● タンパク質
お口の中の細菌やプラークにより、唾液中のタンパク質が多くなることが知られています。
どちらも数値が高いと細菌、プラークが多いということがうかがえます。
3)口腔清潔度に関する項目
● アンモニア
お口の中の細菌数が多いと、唾液中のアンモニアが多くなることが知られており、口臭等の原因になるといわれています。