糖尿病連携手帳について
歯の豆知識
まさみ歯科ブログをご覧の皆様、こんにちは!歯科衛生士の諫山です。
今年も残り1ヵ月となりました。まさみ歯科は、今年も多くの患者様に御来院いただきました。誠にありがとうございました。
来年も皆様のお口の健康を維持するために、スタッフ一同努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
さて皆様、「糖尿病連携手帳」をご存知ですか?
糖尿病連携手帳とは、JADEC(公益社会法人日本糖尿病協会)が発行していて、糖尿病患者様に病院や薬局などで無料でお渡ししている手帳になります。
糖尿病は、重症化・合併症予防のために、内科・眼科・歯科等の各診療科の連携が大切になります。糖尿病連携手帳は、患者様と関係する医療機関とが、情報を共有することができ、糖尿病の連携をスムーズに行うための大切な手帳になります。
「糖尿病連携手帳P2-3」
まさみ歯科のブログでもこれまで、糖尿病と歯周病の関係についてお伝えしてきました。糖尿病と歯周病は相互に関係があり、どちらの状態も把握しておく必要がありますので、歯科でも患者様がご自身の糖尿病のデータを伝えていただく事はとても重要になります。
◎糖尿病連携手帳の内容◎
糖尿病連携手帳の中身は・・
<基本情報>
患者様の情報と病態、かかりつけ医、病院、眼科医、歯科医の一覧があります。薬局、担当ケアマネジャーの項目も記載出来るようになりました。
<検査結果>
体重・血圧・血糖値・HbA1cなどの検査値、治療のポイント、検査結果のアドバイスが記載されています。
<眼科・歯科>
「糖尿病連携手帳P16-19」
検査日・眼科・歯科別に、網膜症の有無・歯周病の状態や口腔内の状態、次回受診日の記載があります。
<合併症関連検査>
糖尿病に関連する合併症の評価項目が一覧になっています。
<療養指導の記録>
自由載欄の空欄で、連携している職種の方々が活用できるようになっています。その他、糖尿病とその合併症について解説されており、患者様の療養の資料にもなっています。
◎糖尿病の歯科への紹介の現状◎
ある調査によると、医療者の他科への定期受診の紹介は、眼科には約90%も実施しているのに対し、歯科へは約55%しか実施されていなかったそうです。
さらに糖尿病患者様の視点での調査でも、眼科の定期的な検査を受けるべきであることを約94%の患者様がご存知でしたが、歯科は約69%と低くなっています。
まだまだ糖尿病と歯周病の関係についての理解は低いのが現状になります。
糖尿病では様々な合併症を発症する可能性があります。そのため、それぞれの専門の先生との連携は重要です。糖尿病連携手帳は患者様と医療機関、また医療関係者を繋ぐ連絡帳になります。
当院でも歯科治療の際には、血糖コントロールの状態などの糖尿病の現状を知る必要がありますので、当院を受診する際にも手帳をお持ちの方は持参をお願いします。
今回のブログで糖尿病連携手帳の事、歯科の定期受診の重要性が少しでもわかっていただけたらと思います。
今年も残り1ヵ月となりました。まさみ歯科は、今年も多くの患者様に御来院いただきました。誠にありがとうございました。
来年も皆様のお口の健康を維持するために、スタッフ一同努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
さて皆様、「糖尿病連携手帳」をご存知ですか?
糖尿病連携手帳とは、JADEC(公益社会法人日本糖尿病協会)が発行していて、糖尿病患者様に病院や薬局などで無料でお渡ししている手帳になります。
糖尿病は、重症化・合併症予防のために、内科・眼科・歯科等の各診療科の連携が大切になります。糖尿病連携手帳は、患者様と関係する医療機関とが、情報を共有することができ、糖尿病の連携をスムーズに行うための大切な手帳になります。
「糖尿病連携手帳P2-3」
まさみ歯科のブログでもこれまで、糖尿病と歯周病の関係についてお伝えしてきました。糖尿病と歯周病は相互に関係があり、どちらの状態も把握しておく必要がありますので、歯科でも患者様がご自身の糖尿病のデータを伝えていただく事はとても重要になります。
◎糖尿病連携手帳の内容◎
糖尿病連携手帳の中身は・・
<基本情報>
患者様の情報と病態、かかりつけ医、病院、眼科医、歯科医の一覧があります。薬局、担当ケアマネジャーの項目も記載出来るようになりました。
<検査結果>
体重・血圧・血糖値・HbA1cなどの検査値、治療のポイント、検査結果のアドバイスが記載されています。
<眼科・歯科>
「糖尿病連携手帳P16-19」
検査日・眼科・歯科別に、網膜症の有無・歯周病の状態や口腔内の状態、次回受診日の記載があります。
<合併症関連検査>
糖尿病に関連する合併症の評価項目が一覧になっています。
<療養指導の記録>
自由載欄の空欄で、連携している職種の方々が活用できるようになっています。その他、糖尿病とその合併症について解説されており、患者様の療養の資料にもなっています。
◎糖尿病の歯科への紹介の現状◎
ある調査によると、医療者の他科への定期受診の紹介は、眼科には約90%も実施しているのに対し、歯科へは約55%しか実施されていなかったそうです。
さらに糖尿病患者様の視点での調査でも、眼科の定期的な検査を受けるべきであることを約94%の患者様がご存知でしたが、歯科は約69%と低くなっています。
まだまだ糖尿病と歯周病の関係についての理解は低いのが現状になります。
糖尿病では様々な合併症を発症する可能性があります。そのため、それぞれの専門の先生との連携は重要です。糖尿病連携手帳は患者様と医療機関、また医療関係者を繋ぐ連絡帳になります。
当院でも歯科治療の際には、血糖コントロールの状態などの糖尿病の現状を知る必要がありますので、当院を受診する際にも手帳をお持ちの方は持参をお願いします。
今回のブログで糖尿病連携手帳の事、歯科の定期受診の重要性が少しでもわかっていただけたらと思います。