仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

マスクが及ぼす口腔内の変化

歯の豆知識
こんにちは!歯科衛生士の高橋です。仙台市のコロナも日に日にと落ち着いてきましたね!まだまだ気が抜けませんが、感染対策ばっちりで秋の紅葉や、スイーツを食べに出かけたいものですね!

今日は‘マスクが及ぼす口腔内の変化‘についてお話していきたいと思います。日々仕事をしていくなかで患者様とお話をしていると「マスクをしていると口臭が、、、、」と悩んでいる患者様と何人か出会います。そのほかにもマスクをすることで起こりうる症状は他にもあります。
・口腔内の乾燥
・唾液のねばつき
・口臭

などさまざまです。


●口腔内の乾燥について
 2年前までは、マスクをする機会というのは、インフルエンザ予防・医療従事者・飛行機やホテル内での乾燥防止やすっぴんの時などではないでしょうか。今ではどこに行くにも身につけなくてはいけない必需品にもなっており、おしゃれマスクなどもあります。その中でも布マスクは柄物などもありますが初めて使ったときには鼻で呼吸しようとするとマスクが張り付いてしまい、口呼吸をしてしまいます。そのため口が長時間開いてしまい乾燥に繋がります。また、感染対策として黙浴・黙食など新しい言葉がありますよね。そのため、会話をする機会が減り、口を大きく開けて話すことや口の筋肉を動かすことが減ってしまい、さらに乾燥しやすくなるといわれています。

唾液が減ることで
唾液には、食べ物を胃へ流す役割のほかに
・自浄作用―口の中の汚れを洗い流す作用
・殺菌作用
・免疫作用
・粘膜保護作用
・歯の石灰化作用


などさまざまな作用があります。この働きのおかげで奥地の健康は保たれています。マスクをすることで口の中は潤っているような気はしますが、マスクをしていることで水分摂取の減少、筋肉の動きの減少も起こり唾液の機能は働かなくなります。それにより普段に比べ虫歯・歯周病にもなりやすく口臭も強くなり、お口の粘膜が荒れやすくなるというトラブルが起こりやすくなります。


●口臭には種類があります。
    






など様々な種類がある中で生理的口臭は唾液の分泌が少ないときに感じられます。そのため食事・水分補給や生活習慣での改善可能になります。
病的口臭には虫歯や歯周病からく口臭もあります。歯周病に罹ってしまうと歯ぐきから出血しやすくなり悪化すると出血のなかに排膿=膿が混ざり臭いがしてきます。

自分の口臭がこれだ!とわかる方はいないと思いますが、歯周病や虫歯は歯科医院でのプロフェッショナルケアや正しいホームケアをすることで口臭が減少していきます。


★マスクで口腔内環境を悪化させないために
①お口のケアを丁寧に
 通常よりもお口のなかの細菌は増えやすい状態になるので、セルフケアをより丁寧に行う必要があります。

②こまめな水分補給
 マスクをすることにより口呼吸の増加それにより唾液の減少、お口の汚れが停滞し感染対策として水分をとる機会も減少します。こまめな水分補給をし口の中を洗い流すことができます。

③歯科医院での定期検診  
 マスクをしていない時よりも、歯周病・虫歯のリスクは高くなると考えられています。定期的にお口の健康状態をチェックしクリーニングなどの予防治療・早期発見・早期治療を心がけましょう。

まさみ歯科では、虫歯・歯周病の治療はもちろんのこと口臭の改善にも力をいれています。また、唾液検査では口臭のリスクを数値で表すこともできます。虫歯の治療や通常の定期検診の内容にも組み込んで行うことができるので、気軽にスタッフにお声がけください。唾液検査は、正常時の唾液が必要になるため2時間前のお食事・歯磨きを禁止にさせていただいています。またより正確な唾液が欲しいのでお飲み物もお水に変えていただく必要があります。事前予約が必要なのでお電話・アプリからのご連絡宜しくお願いいたします。