仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

☆金属床☆

歯の豆知識
こんにちは!まさみ歯科スタッフの遠藤です!
9月も後半、朝、晩はだいぶ涼しくなりましたね🍁
季節の変わり目、体調を崩さないようにみなさん気を付けてくださいね!
さて、今回はまさみ歯科でも取り扱っている自費の義歯について少しお話ししたいと思います。

ひとくくりに自費の義歯といっても、実は用途に応じていろいろな種類があるんです。
その中でも特に患者様からニーズ多いものをご紹介します。


そもそも自費の義歯と保険の義歯の違いとは何でしょうか?

作る材料が違うというのはご存知の方も多いと思いますが、実は大きく違うのは作る過程での時間と技術の差なんです。
保険の義歯の場合、どうしても材料と時間に限りがあります。
その中で患者様一人一人にぴったり合ったものを作るには限界があるのです。
そこで自費の義歯ではしっかり時間をかけて何度も微調整しながら作ることで、その方に合った快適に使える義歯を作れるのが自費の義歯なのです。
まさみ歯科で取り扱っている自費の義歯は何種類かありますが、今回は最も多く提供させていただいている「金属床+スマートデンチャー」をご紹介します。

金属床
  通常、保険で作れる義歯は材質がレジン(プラスチック)で出来ていて、厚さが3~4mmです。
それが金属床になると厚さがレジンの3分の1の薄さで作ることができます。


メリット

・厚さが薄い・・・薄いと違和感がなく、お口の中を広く感じさせてくれて快適に過ごせる

・熱が伝わりやすい・・・金属は熱伝導がいいので食事の際に味を感じやすくなり、食事を楽しむことができる

・保険のものよりも丈夫・・・金属を用いるので強度があり壊れにくい

・残存歯、はぐきにやさしい・・・金属はたわまないので、残った歯やはぐきに負担を与えにくい

デメリット

・修理が難しい・・・作る過程が難しい分修理も大変になる(一度お預かりして修理に出す場合もある)

・高価・・・保険が適用にならないため高額になる

・金属アレルギー・・・金属アレルギーのある方には向かない場合もある
           →金属床の金属にも種類があり、アレルギー反応を起こしにくい金属を使用することもできる


 

 上記で説明したように、金属床の金属にも種類があります。

現在、主に使用されているものは2種類🍃

コバルトクロム・・・金属床としては最も歴史のある材料です

 特徴  ・薄くて丈夫、かつ違和感が少ない

     ・金属なので熱伝導がよく、温かい冷たいを感じられて美味しく食事ができる

     ・腐食しにくく汚れがつきにくい

チタン・・・とても軽量で、生体親和性に優れた金属です

 特徴  ・金属イオンの溶出を防ぐので金属アレルギーの心配がほとんどなく体にやさしい材料

     ・金属味がほとんどなく、熱伝導もいいので美味しく食事ができる

     ・軽くて丈夫で汚れにくい

 ☆チタンの比重はコバルトの約2分の1と非常に軽く、さらに違和感が少ないです



ここまで説明したように二つとも優れた金属ではありますが、金属アレルギーの心配がある方にはチタンがおすすめだったりと、その方に合ったものを相談しながら選んでいただけます。

 さらに「スマートデンチャー」を併用していただくとより快適に使用していただけます✨

スマートデンチャーとは

 入れ歯のクラスプという、歯にひっかけるバネの部分がピンクの樹脂で出来ていて、歯肉との見分けがつきにくく見た目がとても自然な義歯です。
装着感もしっかりしていて、審美的にも優れているので見た目を気にされる方には特におすすめです。




今回は、まさみ歯科で特に患者様に提供することが多い「金属床+スマートデンチャー」をご紹介しましたが、他にも用途に応じて快適に使用していただける義歯を準備しています。

 まさみ歯科では自費の義歯は通常 \25万~ 提供させていただいております。(義歯の大きさ、種類によって金額は変わります)
※自費の義歯は医療費控除の対象になります


今お使いの義歯に満足いかない方やこれから義歯をお考えの方はお気軽にご相談ください😌