仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

顎関節症について

歯の豆知識
こんにちは。歯科衛生士の目黒です。
さて、今回は『顎関節症』について、12月に院内の黒板でもお伝えしましたが、更に詳しく説明させていただきます。

下記のような症状がある方は『顎関節症』かもしれません。
・口を開けたときに音や痛みがある
・口を開閉しにくい。左右に動かしにくい
・食事をしていると顎が疲れる
・口を大きく開けられない(人差し指から薬指までの3本分が入るところまで口が開けられない)
・顎関節を押すと痛みがある



また、他にも顎周辺だけではなく、下記のような全身に症状が現れることもあります。
・歯や舌の痛み、味覚の異常、口が乾くような気がする
・鼻が詰まった感じがする
・頭痛や首・肩・背中・腰の痛み・肩こりなど全身の痛み
・めまいや耳鳴り、耳がつまった感じ
・目の疲れ、充血、涙が出るなど

顎関節症の原因は、一つだけではなく複数の原因が組み合わさって様々な症状が出ることが多いようです。
【主な原因】
・上下の歯の噛み合わせが悪い
・歯ぎしり、食いしばり
・精神的な緊張や急激なストレス
・左右どちらか一方で噛む癖
・頬の内側や唇を噛む癖
・頬杖やうつぶせ寝、猫背
・顔面打撲や事故による外傷
・大きく口を開けたり、固いものを噛んだ
・テレビゲームやスマートフォン、パソコンなどの長時間使用などがあります

顎関節や顎に痛みがあるときは下記の点に注意し、顎の使い過ぎに注意しましょう。
・大きく口を開けない
・おかゆや柔らかいうどんやそばなどあまり噛まなくてもよい食事にしましょう
・ガム、フランスパン、固いお肉などは避けましょう
・顎をリラックスさせましょう
・大きなあくびや長時間の歯科治療は避けましょう

【治療、予防法】
顎関節症の予防は原因を取り除くことが必要になります。日頃の悪い癖や生活習慣の改善も一つの予防法です。一般的には、マウスピース(スプリント)による治療を行います。上顎か下顎の歯列に被せるプラスチックの装置です。マウスピースを夜間睡眠中に使用することで、無意識の食いしばりや歯ぎしりで生じる歯や顎関節、筋肉への負担を軽減させます。




また、まさみ歯科では、マウスピースによる治療の他に咬筋ボツリヌス療法も行っています。咬筋ボツリヌス療法とは、ボツリヌストキシンから抽出されるタンパク質を咬筋に注入することで筋肉の過活動や緊張の改善を図る治療であり、顎関節症の治療にも使用しています。マウスピースの違和感が強く、なかなか使用ができない方に特におすすめの治療です。
咬筋ボツリヌス療法は、下記の咬筋肥大による原因を改善することができます。
・歯ぎしり
・食いしばり
・顎の痛み
・歯が割れる
・頭痛
・肩、首の凝り





金額は左右で税込み33000円になります。
ご興味ある方は、是非、お気軽にご相談ください。