仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

プラークと感染症について

歯の豆知識
こんにちは😊

まさみ歯科DHの太田です✨
コロナウイルスが5類に分類され、
マスク着用が個人の判断に委ねられるようになった5月から6月にかけインフルエンザが異例の大流行となりましたね💦

我が家も娘がインフルエンザに罹患し、学校でも学級閉鎖の措置がとられました。
その際には、患者様にも予約の変更にご協力をしていただきましてありがとうございます。
大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

さて、インフルエンザウイルスと聞くと感染力が強いものと想像されますが、
なんと!!実は!!インフルエンザウイルス自体に感染能力はありません

ところがお口の中が不潔な状態だと細菌が作り出すプロテアーゼという酵素が
インフルエンザウイルスの表面を感染能力を持つ形に変化させてしまうのです
さらにプロテアーゼは気道の粘膜を傷つけウイルスが侵入しやすくさせます
分かりやすくイメージするとこのような感じです。

口の中にインフルエンザウイルスが付着

お口の中がきれいだと取り込まれないまま消失します


ところがお口の中が不衛生だと・・・

プラークが作る酵素(プロテアーゼ)がインフルエンザウイルスの一部を切断します。


切断部分は粘膜に取り込まれやすいため感染しやすくなります


このように、プラークはウイルスが付着した時に体内に侵入させる手助けをしてしまうのです
インフルエンザ以外にもすべてのウイルス感染に関し、
プラークがウイルスの重症化に関係していて、感染予防に対する重要性は今後ますます高まっていくことは間違いありません。

そのために非常に有効なのは、お口の中の清掃となります。
お口を清潔にしているとインフルエンザの感染は1/10に下がると言われています

歯磨き、歯間ブラシの使用はもちろん、
舌にもウイルスは付着しますので、舌磨きも日頃のケアに加えましょう。

ただし、自己流になると力が強くて歯が削れてしまったり、
歯茎が下がったり、粘膜が傷ついたりのトラブルが起きやすく、
時間をかけて磨いているのにプラークが残っていたりなど・・・💦

そんな時はぜひ私たちにお手伝いをさせてください✨
定期検診に来ていただいた際、プロのクリーニングだけでなく、
患者様の歯磨きの改善点をみつけアドバイスするのも重要な歯科衛生士のお仕事なのです😊

お口の健康だけでなく、お体の健康も守れるなんてとても嬉しいことです✨
なかなか予約が取れにくくご迷惑をおかけしておりますが、皆様の来院スタッフ一同お待ちしております🌸