初めまして、歯科衛生士の目黒です。
最近、新型コロナウイルスやインフルエンザが流行しておりますので、手洗い、うがい、マスク着用など、感染症予防に努めてください！

さて、今回は「入れ歯の必要性について」お話しさせていただきます。
一生自分の歯が残っていればよいのですが、虫歯や重度の歯周病でやむを得ず歯を抜いたり、歯がグラグラして自然に抜けてしまい、何本か歯がなくなってしまった時には、残念ながら入れ歯にお世話になることになります。
では、もし歯が無くなったところに入れ歯を入れなかったらどうなるでしょう？
・噛む力が低下し胃腸の調子が悪くなる。
・隙間ができるので、発音が難しく話がしにくくなる。
・残っている歯に負担がかかり、抜かなくてもよい歯まで失うかもしれません。
・残っている歯は、抜けた場所に傾いて動いていくので、歯の隙間が増え食べ物が挟まり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
・歯が傾いたり、伸び出すなどしてかみ合わせが徐々に悪くなり、顎の関節まで痛めることもあります。
・口元にしわができやすく、老けて見えたり、歯が残っている一方で噛んでいると、口元や顔が歪んでくることもあります。




歯は、全身の健康維持に必要なものです。上記のような悪影響が生じないように歯が抜けた場合には、直ぐに診察にお越しください。
入れ歯は、自分の歯と違って口の中の柔らかい粘膜の上に固い入れ歯をはめ、噛む力が加わるため、上手に使えるようになるまでには時間がかかります。また、痛みが出る場合もありますので、その場合は調整しなければなりません。
・食事は柔らかいものから食べ始め、徐々に馴らしてください。自分の歯のように固いものを食べるのは難しくなるかもしれません。
・入れ歯は汚れやすいので、毎食後入れ歯を外して専用の義歯ブラシや歯ブラシでよく磨いてください。歯磨き粉はつけないでください。義歯ブラシと義歯洗浄剤の併用が理想的です。
・就寝前には基本的に外して歯茎を休ませてください。この時専用のケースにお水を入れて保管してください。
・口の中の歯のない部分は、柔らかいブラシやスポンジなどでやさしく洗浄してください。
・残っている歯はとても大切ですので、歯磨きをしっかりとしてください。特にバネ（クラスプ）のかかる歯は、汚れやすいので念入りに磨いてください。





☆こんな時は早めに診察にいらしてください☆
・入れ歯が歯肉にあたって傷ができている。
・食事がしにくい。
・上手に話せない。
・食事や会話中に入れ歯が外れる。

まさみ歯科は、入れ歯治療も得意とする歯科医院です。女性歯科医師による丁寧なカウンセリングで、噛みやすい入れ歯（義歯）を提供しています。入れ歯でお悩みの方は、まさみ歯科ホームページ（入れ歯専門サイト）をご覧ください。
https://www.denture-sendai.com/