仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

舌の役割

歯の豆知識
こんにちは、歯科衛生士の佐々木です。
今日は舌の役割についてお話します。
当たり前のようにある私たちの舌ですが、とても大切な働きをしています。
味覚
舌の表面には味蕾(みらい)とよばれる味覚を感じるセンサーがあります。味蕾とは味細胞のあつまりで甘味・苦味・塩味・酸味・うまみなどを感じることができます。
食事をする際味が複雑に混じりあい人はおいしさを感じることができるのです。
味蕾の数は乳幼児で約1万個、成人になるにつれて約7500個まで減少するといわれています。年齢とともに減ってくるんです、、、。

 
 下の図は【味覚地図】 です。
        
味覚は舌全体で感じているわけですが味蕾が密集している部分ではより敏感に感じとります。
ぜひ参考にお食事してみてください💛甘いものは舌先でしっかりあじわってみてくださいね!


咀嚼と嚥下
食べ物を咀嚼するとき、舌は食べ物を歯と歯の間に移動させ歯で食べ物をかみ砕く時には舌で食べ物を固定する役割を担っています。食べ物が十分細かくなると
舌は食べ物を集めて咽頭に送り込みます。
飲み込みやすくするため食べ物と唾液を混ぜ合わせるのも舌の役割です。
しかし舌の機能が低下してくると、食べ物がうまくたべれなくなってきます。
これが咀嚼嚥下機能障害です。


発音
私たちが発音する言葉にも舌が重要な役割をしてくれています。
話したり歌ったりするとき舌を動かして音を発生させています。
【カ行】では舌の奥、【タ行】では舌の前方【ラ行】では舌の先端を動かして発音しています。舌の動きが悪くなると発音が不明瞭となり、うまく言葉を伝達しにくい状態になります。特に舌を動かして作る音である【カ行】【タ行】【ラ行】ではその傾向が強くなります。

まさみ歯科ではパタカラ体操を推進しております。
詳しくは歯科衛生士に聞いてみてくださいね(^▽^)/

今日は【食べる・話す】を支える舌の働きについてお話しさせていただきました。。
それではみなさん😊