仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

義歯ができるまで

歯の豆知識
こんにちは、まさみ歯科受付の木下です。

冬が近づき、冷たく引き締まった空気を感じ始める季節となりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は一般的な「義歯ができるまで」をお話させていただきます。
初めて義歯を作る時は、何度か通い、義歯がなじむまで時間をかけて調整します。
義歯ができるまでの流れがわかっていると「どのくらいの期間がかかるの?」、
「何回通院すればいいの?」という不安な気持ちが解消されるかもしれません。
是非お役立ていただければと思います。


義歯は失ってしまった歯によって生じた隙間を維持し、毎日自信を持って食事ができたり、
口元の感じが良くなったり、発音がしやすくなったりといった効果があり、
生活の質の向上・維持に重要な役割を担っています。
歯を失ったままでいると残った歯の移動が始まり、お口全体の歯並びや嚙み合わせが乱れていきます。
その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まり、さらに多くの歯を失うことになりかねません。
このようなことがないように義歯の作成をお勧めしております。

◎義歯ができるまでの流れ

➊診察診断
残っている歯の状態や歯茎の状態を診察します。

➋お口の型をとる
歯茎や歯の形をとります。お口の状態によっては、数回とることもあります。


➌かみ合わせを決める

かみ合わせの高さや動きを調べます。
口元だけではなく顔の感じも変わります。


➍仮の義歯で確認する(試適)

ロウでできた義歯で、歯のサイズや歯並びなどの最終チェックをします。


➎義歯の完成
新しい義歯はすぐには慣れません。
これで終わりではなく、ここからが本番です。

➏調整
歯茎がすれて痛いところやかみ合わせを良くするため、必ず調整します。
長く快適に使っていただくために、日々のお手入れや定期的な調整が大切です。

※製作期間中は、見た目や食べる機能を補えるように、
もともと義歯を使用している場合は古い義歯を修理して使用します。



初診から新しい義歯がなじんだなと感じるまでには2~3か月かかります。
人によって差はありますが、3~6週間に4~5回は受診することになります。
義歯を装着した後、最初は違和感があるかもしれませんが、それはごく自然のことで、
口や舌、顔面の筋肉がそのうち慣れていきます。食べたり・しゃべったりという
日常の動作にはすこし練習が必要ですが、焦らなくても徐々に感覚を取り戻せます。
義歯を調整した後は、定期的に通っていただくことにより義歯だけでなく口腔内を
いつでもよい状態を保つことができます。また、義歯の作成工程は思うほど複雑ではありません。
新しい義歯がぴったり適合すると、充実した人生を楽しむことができます。

これから新しい義歯を作りたい方、今使っている義歯にお悩みの方、
どのような義歯が自身に合うのか知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください。