仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

8020を目指しましょう!

歯の豆知識
こんにちは!まさみ歯科スタッフの菅原です😄
9月に入り涼しい日も増えてきましたね!皆さんは夏を満喫できましたか?


今回は『オーラルフレイル』についてお伝えしていきます!
オーラルフレイルという言葉はご存じでしょうか?

*オーラルフレイルとは・・・
英語で「オーラル」は口、「フレイル」には虚弱という意味があります。
誰しも年齢を重ねると体の筋力が落ちていきます。口腔内も例外ではありません。
「噛む」「飲み込む」「話す」などの口腔機能が加齢により衰えることが原因となります。
口の衰えが栄養不足や気持ちの落ち込みにも繋がり兼ねないのです。


お口の変化により早く気づき予防しましょう。

*オーラルフレイルの症状
・活舌(かつぜつ)が悪くなる
・食べこぼし,飲み込みにくい
・固いものが噛めない
・よくむせる
・口が乾燥して口臭が強い
などの症状がみられることがあります。

オーラルフレイルの状態に陥ると・・・
固いものが噛めない柔らかいものを食べる口の筋力がさらに低下さらに噛む力が低下するといった悪循環に陥ります。
口腔機能の衰えが、食欲の低下全身の機能低下要介護状態へとつながる可能性があります。
発症予防はもちろん、兆候が見られた時は適切な対策を行うことが大切です。



*オーラルフレイルの有無の確認
口の機能が正常かどうか「パ」「タ」「カ」の発音でチェックすることができます!

「パ」・・・唇をしっかり閉じることによって発音する
      食べ物を口からこぼさない唇の働き
「タ」・・・舌を前歯の裏側につけて発音する
      食べ物を押しつぶす・飲み込む働き
「カ」・・・舌を喉の奥の方向へ引っ込めて発音する
      誤嚥せずに食べ物を食道へと送る筋肉の働き

連続して5秒間に何回発声できるか調べます。5秒間で30回以上発声できれば健全です。
自宅でも簡単にセルフチェックすることが出来ます!


*オーラルフレイルの対策
・口の開閉ストレッチ・・・①「ア」の発音のように口をゆっくり大きく開ける
             ②口を閉じて、口の両端に力を入れながら、舌を上あごに押し付け、奥歯を噛みしめる

・舌のストレッチ・・・・・①口を大きく開け舌をできるだけ出す
             ②舌先で上唇を触る
             ③舌先で口角を触る

・口輪筋の運動・・・・・・①頬を膨らませ舌を上あごに押し付け、口から息が漏れないようにこらえる
             ②息を吸うように口をすぼめる

・唾液腺マッサージ・・・・①耳下腺:耳の前、上あたりを優しく円を描くように押す
             ②顎下腺:あごの骨の内側の柔らかい部分を押す
             ③舌下戦:あごの下をグーと押す

簡単に行うことが出来ますので、ぜひ取り入れてみてください!!
また口の中の健康を保つには、もちろん口腔ケアも大切です!
定期的にメインテナンスに通い清潔に保ちましょう!
まさみ歯科では訪問診療も行っていますので、通うのが難しい方は気軽にご相談ください!
口は健康の入り口です!いつまでもおいしい食事ができるように予防し、「8020」80歳で20本以上の歯を目指しましょう!!