仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

  • トップページ
  • スタッフ紹介
  • 医院案内
  • 診療案内
  • アクセス
  • https://www.kyujin-masamishika.com
歯合わせブログ

TCHについて

歯の豆知識
こんにちは。歯科医師の中村です。
寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日はTCHについてお話していきたいと思います。

TCH(Tooth Contacting Habit=歯列接触癖)とは、食事や会話以外の時間にも無意識に上下の歯を接触させてしまう癖のことです。弱い力でも長時間続くことで、顎関節症、頭痛、肩こり、歯の痛みなど全身の不調を引き起こすことがあります。歯ぎしりや食いしばりとは異なる、静かに進行する現代人に多い癖です。
この文章を読んでいる今、上下の歯はくっついていますか?それとも離れていますか?
何もせず口を閉じている時、上下の歯と歯が接触しているのが正しい状態と思っている方は意外に多いですが、本来、唇は閉じていても上下の歯の間に2~3ミリのすき間ができているのが理想の状態です。
通常上下の歯が接触しているのは、1日のうち10~20分程度しかありません。
反して、TCHとは長時間、軽く歯と歯を接触させている状態のことをいいます。

常に噛みしめていることから顎や周辺の筋肉が緊張しっぱなしの状態になり、顎関節への負担が増加し、顎関節症のリスクも高くなり、頭痛・肩こり・首の痛みといった症状になって現れます。
TCHはパソコンやスマホの使用時、テレビを観ている時などのように何かに集中している時に起こりやすく、他にストレスや緊張なども原因であると考えられています。 クセとして無意識にやってしまう事なので、自分で自覚することは難しいです。

TCHを治す方法はとてもシンプルです。歯と歯が触れないように気をつけるだけで次第に症状は改善していきます。
しかし、無意識のうちに歯が触れ合っているため、常に気をつけることは簡単ではありません。
具体的な治療方法として意識化の訓練が行われます。「歯を離す」などの張り紙を日常生活で目につくところの貼っておきます。
トイレ・洗面台・テレビのリモコン・パソコンやスマホの背景など視線がいくところが効果的で、3~4カ月くらいは続けるのがおすすめです。