仙台市青葉区南吉成の歯医者・歯科医院|まさみ歯科

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歯合わせブログ

🌷乳歯について🌷

歯の豆知識
こんにちは、まさみ歯科院長の小野です。

最近は時間の流れがはやく、気づけば、もう6月下旬ですね。梅雨の時期になり寒暖差がありますが、体調には気をつけてお過ごしください。

さて、今回は乳歯についてお話します。

乳歯は上下あわせて20本あります。前歯と言われている歯が上下12本。奥歯と言われている歯が8本あります。

乳歯は、通常なら生後6ヶ月前後からはえ、3歳前後ですべてそろいます。その間にいかに、ケアをしながら虫歯にさせないかが、重要になります。




実は、宮城県は3歳児の虫歯の罹患率(虫歯にかかっている率)は、全国でもきわめて高いといわれています。

そのため、仙台市では、助成をし、乳幼児の時期に、無料で歯にフッ素を塗布することを推奨しています。(詳しくはお近くの歯医者さんにお問い合わせくださいね)


  :乳歯の前歯がすでに大きい虫歯になっています( ノД`)シクシク…


虫歯予防には、3つのことを意識するだけで十分です。

・乳幼児の時期から砂糖入りのおやつや飲み物は控える
・朝晩の歯磨き習慣をつける
・1日のおやつの時間、回数をきめる

このことだけで、予防につながります。

また、乳幼児は歯磨きを嫌がるお子さんはとても多いです。いきなり歯磨きをするというよりかは、機嫌のいい時間帯に
歌を歌いながら、話かけながら工夫し、遊びの一環で導入するのも1つの方法です。


親御さんの中には、1歳のお子さんに3分磨いているという方もします。

1歳のお子さんには、3分という時間はとても長いため、私個人は30秒でも十分だと思います。

まだ、この時期は、乳歯が全部そろっていないため、時間をかけて磨くよりは、短時間で楽しく磨く習慣をつける時期だと考えています。

泣きながら手足を抑えて強制的に歯磨きをすることは、親子ともに、とても辛いと思います。

「歯磨きは、楽しく、気持ちよいものだよ~。」が大切です。




初めて歯ブラシを使用するコツは

・乳歯用の歯ブラシを購入し、優しく歯の中にいれる。
(この時は歯ブラシを噛んですぐダメになることがおおいです。ストックを4.5本用意するといいでしょう)

・下の歯からみがいてみて、次に上の歯をみがいていきます。

力を入れすぎず、歯のよごれを歯ブラシでふき取るようにします。
乳歯用の歯ブラシは毛束が短くやや硬いため、力を入れすぎると
痛みの原因になり、歯磨き嫌いの要因になってしまいます。

・歯磨き粉は基本うがいができる年齢から使用します。
 
初めは歯磨き粉なしでも大丈夫です。

乳歯の口腔内ケアはまずは、楽しくが大切です。また、子供は親御さんの姿も
よく見ています。親御さんは日々の歯ブラシをしている姿をも見せてあげてください。

私も子供が小さい時は「ママもこうやって歯をみがくよ~」と話しかけながら
歯磨きをしていました。(笑)

これから、お子さんの歯磨きをする方は、是非参考にしてみてくださいね。