こんにちは、まさみ歯科院長小野正美です。

今年もすでに8月下旬になりましたね！！まだまだ、３０度以上続く日があるので体調管理には
気をつけて診療をしたいと思います。皆さんも水分補給や休息をしっかりとり
体調に気をつけてお過ごしください。


さて、今回は高齢者の口にの中のケアについて書きたいとおもいます。
日本では高齢化がすすみそれに伴い口の中のトラブルも増え、口の中に問題を抱えてる方が急増しております。

最近こんな症状がある方いませんか？３つ以上当てはまる方は、口の中の機能が低下し進行すると将来要介護につながる危険があります。

□噛めない、噛みにくい食べ物がある

□歯が抜けたままになっている

□滑舌が悪くなっている

□舌の表面がピンク色ではない

□口臭が（こうしゅう）きになる

□口（くち）が乾く

□飲み込むときむせる

□食事に時間がかかる

□歯と歯の間に物がはさまる

□食事の時に食べ物をこぼす

□飲み込んでも食べ物がのこる

これらの症状は、口の中の機能の低下が疑われるため、日ごろから口の中の
ケアをすることで、予防や進行を遅らせることができます。
下記の事がらに注意して、ケアを行いましょう・・・

・日々の歯磨きには、フッ素入りにの歯磨き粉や歯周病に効く（クロルヘキシジンなど配合）歯磨き粉をご使用ください。

・１日２回は、歯磨きを行いこの時は、歯間ブラシやフロスも使用しましょう。

・うがいは必ず上を見ながらガラガラうがいをします（舌を鍛えられ、口腔機能の低下を予防します）

・義歯を使用している場合は義歯の洗浄もしっかりと行ってください。

・舌磨きは、舌専用ブラシや柔らかめの歯ブラシで、やさしく舌を磨きましょう。

・口の中の乾燥がひどい場合は、口の中専用の保湿ジェルをご使用ください。

・日々の食事もしっかりとりましょう。（食欲が低下していると体力低下や認知症をまねきます。）

・１年に２回は、歯科医院で口の中をチェックしてもらいましょう。（虫歯、歯周病、口の中の機能低下などのチェックをおこないます。）


　　　　　　　　　

まさみ歯科では、個人個人にあった口腔内のケアを歯科衛生士が指導します。また、簡単な唾液検査を
行うことで虫歯リスク、歯周病リスク、口臭リスクなどを知ることができます。
判定によって使用する歯ブラシやマウスウオッシュ、歯磨き粉などお勧めし指導していきます。

興味がある方は、ご来院の際に、ご相談ください。

唾液検査を行う場合は、唾液を採取するため、検査前の２時間前までに、食事や歯磨きは
終了してきください。（自費診療　　１０００円）

お口の中の健康が体にも影響をおよぼすことがわかってきています。健康な生活を維持する為には、適切な方法で
歯と口の中の健康管理を行う事が大切になっています。

人生１００年時代を健康に過ごすには、毎日の歯磨きと歯科医院でのケアが重要です。